ピンホール

ボードのリペア作業の合間にオリジナルボードの作業。

 

一番やっかいなピンホール。

検品時に見つけたら鉛筆で印をつけて。

気泡がふさがってても足の着く位置だとわざわざこの様にリューターで穴をあけて埋めます。

足のつかない位置なら気泡があっても閉じ込められてるなら放置。

穴を空けてレジンで埋めても半分以上の気泡は下側はラミネートされてて水を吸わない様な物です。

それでも穴をあけてみないと分からないから。

水を吸う様な気泡はレジンも吸ってまた気泡が出来るので30分おきにチェック。

1時間半もすればもちもちになってもう気泡はできません。

この辺りはPUの方が楽ですね。

エポキシレジンの硬化速度は遅すぎる。

まあ軽量パテでコーティングしてからって方法他色々有るんですが。

私はやらない。

ただその後のサンディングはすごく楽。

レジンがカリカリに固まってすぐ削れるから。

ポリエステルレジンは粘りがあって削りにくい。

この辺りも板の特性に表れてると思います。

EPSは硬くて丈夫だけど粘りがPUの方があるので折れる時はEPSの方がいっちゃいます。

好みの問題です。

 

でも最近はEPSしか乗った事の無いサーファーもいるのは驚き。

 

これだけチェックしてもピンホールが有るのも事実。

後はお客さんが使ってからチェックして下さい。

一日置いて塩を噴いてる様な所が有ったら埋めて頂ければ。

なかなかそこまでのピンホールがあるって事も無いですけどね。

2019年02月01日